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骨粗鬆症(骨粗しょう症)に関わる基礎・臨床の諸問題、社会的貢献についての研究と情報交換
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委員会活動
2008年度(平成20年度) 委員会活動
骨粗鬆症の予防と治療に関するガイドライン作成委員会
2008年10月31日に第26回日本骨代謝学会と第10回日本骨粗鬆症学会のジョイントシンポジウムが開催され、「骨粗鬆症の予防と治療のガイドライン2006年版」に対する実践と問題点、新しく導入されてきたFRAX○Rの考え方などについて、活発に意見交換が行われた。
骨強度評価と臨床応用に関する委員会
本委員会の成果物として2007年8月に「大腿骨近位部BMD測定マニュアル」を出版したが、国内における今後の利用促進を期待したい。この測定精度は、少なくとも臨床試験レベルでは国際水準と遜色はない。関連の委員会としてQUS標準化委員会を新たに立ち上げた。
QUS標準化委員会
市販され実際に使用されている超音波骨量測定機器(QUS)6機種を用いて、3度にわたり健常人(381名、20歳〜84歳)の踵骨を測定し、標準化の可能性について検討した(Osteoporosis Japan:16,350,2008)。その結果、指標としたSOS値は、1機種を除いてかなり高い相関性を示すことがわかった(OpJ:16,596,2008; OpJ:17,112,2009)。なお、この内容は2008年11月1日の第10回日本骨粗鬆症学会のイブニングワークショップで公表された(OpJ:16,Suppl,85,2008)。
骨粗鬆症・骨折・介護予防推進委員会
2008年5月に、コメディカルの人たちが骨粗鬆症への活動に積極的に関わっていく方策に関して議論した。今後は種々の学会や研究会において、骨粗鬆症学会への参加をお願いすることとなった(OpJ:16,600,2008)。第10回日本骨粗鬆症学会にも、コメディカルを中心としたセッションを特別に設けてもらうよう働きかけた。
その結果、高岡邦夫第10回学会会長の尽力で、11月2日に「骨粗鬆症教育セミナー」が開催され、多くの会員やコメディカルの参加による活発な討論が行われた。
エストロゲンによる骨粗鬆症治療検討委員会
エストロゲン製剤による骨粗鬆症の治療について、ガイドラインに記載されたグレーディングの再検討を行うこととなり、2008年2月に第1回目の委員会を開催した(OpJ:16,357,2008)。そして国内外における最新の有効性・安全性データのエビデンスを取りまとめ、その結果は第2回理事会において説明した(OpJ:17,103,2009)。
BP関連顎骨壊死検討作成委員会
ビスフォスフォネート製剤による顎骨壊死に関する問題が起きており、それに対応すべく日本骨代謝学会との共同委員会を立ち上げた。第1回は2008年5月に大阪で開催され、現在の諸問題について話し合った(OpJ:16,598,2008)。第2回は7月に行われ日本歯周病学会の参画をお願いした(OpJ:17,110,2009)。第3回は10月に開催され、ガイドラインの草案が提出され、今後Position PaperとしてJBMMに発表することとなった(OpJ:17,111,2009)。
BMA委員会
第9回目の委員会を第10回学会時に行った。会計報告に続き、大腿骨近位部BMDの保険診療点数の要望書を日本骨粗鬆症学会にお願いすることとなった。なお、BMA委員会の前に、太田博明東京女子医科大学産婦人科教授に、「メタボリックシンドロームと骨粗鬆症」と題して講演をお願いした(OpJ:17,113,2009)。
骨代謝マーカー検討委員会
2009年度に新しく立ち上げる当該委員会の方向性を確認するために、3月21日にキックオフ会議を持ち今後の活動方針を明確にした。
A-TOP(骨粗鬆症至適療法)研究会
1)第10回日本骨粗鬆症学会の年次総会において、A-TOP研究会(折茂 肇会長)におけるJOINT-02(研究期間:2003年11月〜2011年10月)に関する進捗状況を発表した。
2)JOINT-03に関する計画、および進捗状況(目標例数:1,820、研究期間2008年1月〜2011年12月)を同年次総会において発表した。
3)2008年度A-TOP研究会の年次総会を2009年3月7日に行った。