本ガイドは、骨粗鬆症予防と一次性・二次性を含めた脆弱性骨折予防の取組み、すなわちOLS(Osteoporosis Liaison Service)の効果的かつ具体的な活動内容を示すことによって、OLSに関わる骨粗鬆症マネージャーを含むメディカルスタッフおよび医師が、活動の意義や方向性に迷うことなく、やり甲斐を感じながらOLS活動が続けられるために、以下を目的としています。
本ガイドは、直感的な操作と深い学びの両立を目指し、また理論だけでなく全国の現場スタッフによる「生の声(事例)」を重視した構成になっています。
まずは4つのカテゴリー(一次性骨折予防、二次性骨折予防、チーム作りと運用、その他)から知りたいカテゴリーを選択してください。その上で、各カテゴリー別の項目から詳しく知りたい項目を選択すると項目別の解説や現場の事例集が載ったPDFを参照することが出来ます。
●PRIMEサイクルの各項目をクリックすると、関連するガイドをご覧いただけます。
P|Patient Selection
早期発見が未来を変える
対象患者基準 / 抽出方法(スクリーニングツール) / 検診
R|Risk Assessment
骨と体の現在地を知る
骨密度・骨質評価 / 転倒リスク評価 / 栄養評価 / 生活環境評価
I|Intervention
多職種で支える治療
薬物療法 / 栄養療法 / 運動療法 / 環境整備
M|Monitoring/
Maintenance
治療を続ける、効果を確認する
職種間連携 / 地域連携
E|Education/
Empowerment
自立と成長を育てる
教育・啓発
一次性骨折予防見つける(P)のテーマ一覧
早期発見が未来を変える
一次性骨折予防知る(R)のテーマ一覧
骨と体の現在地を知る
一次性骨折予防支える(I)のテーマ一覧
多職種で支える治療
薬物療法
原発性骨粗鬆症は基準に沿って治療を開始し、病態に応じて2024年ASBMR/BHOFアルゴリズムで薬剤選択する。服薬遵守には動機づけ、副作用対策、骨代謝マーカーの活用、多職種連携が重要とされる。
※原稿募集中
一次性骨折予防続ける(M)のテーマ一覧
治療を続ける、効果を確認する
一次性骨折予防育てる(E)のテーマ一覧
自立と成長を育てる
教育・啓発
骨折高リスク患者は他科受診が多く、診療科横断のOLSが必要。脳外科では外来評価併用で継続率向上、呼吸器内科では入院時から多職種介入で行動変容を促進。「主病名プラスワン」で包括的予防が可能となる。
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P|Patient Selection
早期発見が未来を変える
骨折患者の特定 / 周知するための体制を構築
R|Risk Assessment
骨と体の現在地を知る
続発性骨粗鬆症との鑑別診断 / 骨粗鬆症の評価 / 身体機能の評価
I|Intervention
多職種で支える治療
栄養療法 / 運動療法 / 薬物療法
M|Monitoring/
Maintenance
治療を続ける、効果を確認する
体制構築 / 長期の患者ケア / FLSの質の評価 / 院内FLSデータベースの構築
E|Education/
Empowerment
自立と成長を育てる
患者、家族 / 医療従事者
二次性骨折予防見つける(P)のテーマ一覧
早期発見が未来を変える
体制の構築
院内メールを起点に患者情報を多職種へ迅速共有し、テンプレート活用で役割分担を明確化。多職種カンファレンスにOLSテンプレートを組み込み、管理料の算定と連動した持続可能な運用体制を構築。
二次性骨折予防知る(R)のテーマ一覧
骨と体の現在地を知る
続発性骨粗鬆症
続発性骨粗鬆症は基礎疾患や薬剤の影響を常に疑い、検査異常の見逃し防止と系統的スクリーニングが重要である。多職種で情報共有し、診断と適切な介入につなげる体制構築が求められる。
骨粗鬆症の評価
二次性骨折予防ではDXAと脊椎X線で骨粗鬆症の重症度を把握し、YAMや椎体骨折の有無から適切な薬剤を選択することが重要。骨代謝マーカーやFRAXの限界も踏まえ、好発部位を理解し治療方針を決める。
身体機能評価
FLSではステージ2として二次性骨折リスクを評価し、続発性骨粗鬆症の鑑別、画像・DXA・FRAXに加え、転倒・認知・サルコペニア・ロコモなど身体機能を総合的に評価することが推奨される。
二次性骨折予防支える(I)のテーマ一覧
多職種で支える治療
二次性骨折予防続ける(M)のテーマ一覧
治療を続ける、効果を確認する
FLSの質の評価
FLSの質向上にはKPI(重要業績評価指標)設定が不可欠で、プロセス指標とアウトカム指標を組み合わせて評価する。KPIを継続的にモニタリングしPDCAで改善することが予防と予後向上に重要。
二次性骨折予防育てる(E)のテーマ一覧
自立と成長を育てる
●PRIMEサイクルの各項目をクリックすると、関連するガイドをご覧いただけます。
Protocol Preparation
(標準手順書の策定)
手順書の文章化 / フローチャートの作成 / 更新手順の定義
Role Assignment
(職種ごとの役割明確化)
チームメンダーの責任定義 / 連携体制の構築 / 役割分担票の作成
Implementation
(日常診療への導入)
日常診療への統合 / 退院支援パスの作成 / 情報共有システムの活用
Monitoring/
Maintenance
(活動評価・PDCA)
KPIの設定 / 定期的な活動評価 / PDCAサイクルの実施
Education/
Empowerment
(他職種研修、症例検討、啓発活動)
スキルアップ研修 / 症例検討会 / 院内啓発活動
チーム作りと運用Protocol Preparation
標準手順書の策定
※原稿募集中
チーム作りと運用Role Assignment
職種ごとの役割明確化
※原稿募集中
チーム作りと運用Implementation
日常診療への導入
Implementation
骨粗鬆症は治療中断が多いため、多職種による長期的マネジメントが重要。性差医療の理解、初発・再骨折予防、要介護化リスクの共有、退院支援とケアプランへの再骨折予防の明記を地域全体で進める必要がある。
チーム作りと運用Monitoring/
Maintenance
活動評価・PDCA
※原稿募集中
チーム作りと運用Education/
Empowerment
他職種研修、症例検討、啓発活動
※原稿募集中
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データ管理と評価
評価シートと記録様式 / 指標:治療率・継続率・再骨折率・QOL指標 / 年次報告:活動報告と課題整理 / 改訂・更新のサイクル
教育と啓発
患者・家族教育プログラム / 医療者向け研修プログラム / 地域啓発活動 / セルフマネジメント支援ツール
トラブルシューティング
患者拒否への対応 / 情報伝達漏れ時の対応 / 副作用発生時の対応 / 治療中断・アドヒアランス低下
その他データ管理と評価のテーマ一覧
データ管理と評価
評価体系は登録〜定期評価までの5段階で患者情報を時系列管理し、骨密度・身体機能・転倒歴・栄養などを標準化して記録する。さらに施設全体でKPIを分析し、電子カルテ連動で質改善につなげる。
※原稿募集中
※原稿募集中
※原稿募集中
その他教育と啓発のテーマ一覧
その他トラブルシューティングのテーマ一覧
※原稿募集中
※原稿募集中
※原稿募集中
※本ページに掲載している資料の著作権は、一般社団法人 日本骨粗鬆症学会に帰属します。
※掲載資料の複製、転載、翻訳、データベースへの収録、インターネットによる配信(公衆送信)等に関する許諾権は、日本骨粗鬆症学会が管理します。
本ガイドは、今後とも現在掲載がない項目や様々な取り組みを順次掲載し、バージョンアップしていく予定です。
そのため、項目の解説や事例紹介の原稿を広く募集しています。
原稿掲載を希望される方は、投稿規定に則りプラットフォーム(Wordファイル)に原稿作成をお願いします。
完成した原稿を日本骨粗鬆症学会事務局(maf-josteo-info@mynavi.jp)に送信ください。
査読の上、掲載させていただきます。なお査読結果によっては、修整をお願いしたり、掲載を見合わせさせていただく場合がありますことを、あらかじめご承知おきください。
皆様からの投稿をお待ちしております。
OLS委員会責任編集の骨粗鬆症マネージャーのテキスト
OLSの具体的な活動の紹介や関連情報のニュースレター
OLSに関する知識、指針、活動事例のプライムなガイド
骨粗鬆症や骨折、OLSに関するお役立ち解説動画
骨粗しょう症、骨折、OLSについての分かりやすい解説