2025年5月21日
目的
骨粗鬆症に関する臨床研究、またはOLSに関する研究のうち、優れた成果が期待でき、適切な医療の推進・実装に資する研究への助成を目的とする。
助成対象研究
国内外の学会および学術誌に未発表の研究課題とする。研究代表者は学会開催初日の時点で、満60歳未満の会員歴3年以上の正会員とする。ただし、同一の研究室・講座・診療科への交付は原則1件とする。なお、研究奨励賞との重複応募は認めない。
受賞者の義務
研究助成対象者は研究終了後(複数年の研究計画においては年1回)その成果について報告書を作成し、一般社団法人日本骨粗鬆症学会(以下、骨粗鬆症学会)に提出する。また、採択された研究計画や得られた研究成果は『Japan Bone Academy』において発表し、研究成果の概要を次々年度の日本骨粗鬆症学会学会誌に報告する。また、他誌への投稿等の際には、当研究助成を受けたことを明記する。
また、受賞者は研究費の使用に関する報告書を提出し、余剰の資金が生じた場合は当該分を骨粗鬆症学会に返金するものとする。研究費の使用は研究者の所属する機関による経理を原則とするが、個人で実施する場合は外部監査に対応可能なものとする。
給付内容
助成対象分野は①独自性のある研究で、新領域・異分野融合の優れた研究成果が期待されるグループ研究課題、②今後の発展が期待できる優れたアイデアに基づく独創的かつ先駆的な研究、および③OLS活動に関する研究、とする。各研究への助成金額は助成対象分野毎に設定し、年間の合計助成金額を最大3.3千万円までとする。研究期間は2025年10月1日より2026年9月30日までの1年間を原則とするが、研究の内容によっては複数年にわたる研究も選考対象とする。
①独自性のある研究で、新領域・異分野融合の優れた研究成果が期待されるグループ研究課題
・研究期間は3〜5年とし、1件あたり500万円で数件を採択予定
②今後の発展が期待できる優れたアイデアに基づく独創的かつ先駆的な研究
・研究期間は1〜2年とし、1件あたり200万円で数件を採択予定
③OLS活動に関する研究
・研究期間は1〜2年とし、1件あたり100万円で5件程度を採択予定
選考及び助成金の交付
・2025年8月中旬に日本骨粗鬆症学会が選任した医学専門家で構成される選考委員会により助成対象研究を選考し、理事会の承認を経て最終決定する。
・結果は2025年9月頃に応募者に通知する。
募集期間
令和7年6月1日(日)~7月31日(木) 23:59必着
応募方法
日本骨粗鬆症学会ホームページより「研究助成応募申請書」をダウンロードのうえ、必要事項を日本語で記入し学会事務局に提出すること。
・応募は原則としてEメールとし、Wordファイルで提出すること(PDF不可)。
・応募後、3日以内に事務局から届く応募受理通知を確認すること。
資料および応募書類
・研究助成応募申請書 (Microsoft Word)
提出先:
一般社団法人日本骨粗鬆症学会事務局
Email:maf-josteo@mynavi.jp